JRC NJM-5051B SSG (JRC 標準信号発生器） Updated 2000/02/19

  • 94/08 中古の測定器店より入手、トランジスタ式である:-)。周波数の調整用のバリコンに周 波数直線型のバリコンが使われており、このバリコンと発振回路がコリンズのPTOよろしくアルミの 茶筒型のシールドケースに入っており、測定器らしく考慮されているようである。

    • Specifications (仕様概要）
  • 周波数：100kHz - 50MHz
  • 出力レベル：-20dBu - +120 dBu ( -135dBm - +5dBm) (75 ohm)
  • 変調：AM変調、内蔵（400Hz、1kHz）、0 - 80 %
  • 電源：AC100V
    • Restoration Log (レストア記）
    1. アッテネータの不具合解消（94/09/18)

      2. 　アッテネータは20dBステップと1dBステップで構成されているが、20dBステップアッテネータのある範囲の変化量が正確ではな かった。購入時、お店のおやじの言うように抵抗が焼けたりしているのかと思い、分解した。まずディジタルテスタで直流の入力インピーダンスを調べてみた。 ここで、コネクタは二つ（入力と出力）あるが、明らかに片方の端子から見た時、20dBと40dBのインピーダンスが前者は90Ωで後者は65Ωとおかし い（後ろ側のその他のレンジと、前側の全てのレンジは75Ωよりやや多めであり、これは理論的にも正しい）。ということで、分解することにした。部分的に 抵抗をはずしてみると、20dBと40dBの値が計算値と逆になっているのである！結局、両者の抵抗を入れ替えて、変化量はそれらしい値になった。メー カーの製品でこんなことってあるのであろうか。品質検査からもれていたとしか考えられない。なんとも不思議である。店のおやじの話によるといくつか入荷し たもののほとんどがアッテネータの変化量がおかしいと言っていた。まずはなんとかＳＧのアッテネータもそれらしくなったので、受信機の調整に使用 できそうである。
    Measured Data Updated 2000/02/19
    Measured Data by this SSG was shown in this page. 本SSGを使って測定したデータ受信機等のデータをここに示す。
    各部の写真 Updated 99/09/19

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