JA1VBN's JRC JST-245HF

JA1VBN's JRC JST-245HF Transceiver （JRC：日本無線 JST-245HF トランシーバ）

Acquired in Oct 2011

前オーナーはCWのみの運用だったようである（周波数プリセットから類推）。

使い始める

8Pマイク端子の主要ピン配置はYaesuと同じである。

ファンの騒音について

電源をオンすると待機時のファン（本体後部のもの）の騒音が非常に大きく気になる。現在の他のメーカーのものがどうか分からないが、あまりにも酷い音でせっかくに品位が台無しである。JST-245は1994年発売とのことなのでこの頃がトランシーバがどうだったのか気になるところである。
さらに驚いたことには送信をオンとすると上記のファンとは別の送信増幅器の冷却用に別のファンが２個（上記のファンと同じもの）が動作することである。これは最大出力150Wを出すわけであるので当然とは思うが、しかし、10W程度でも送信後しばらくするとこのファンが動作することである。後日、検討したい。
ファンの音が気になるのでファンの駆動電圧を下げることとした。ファンは12V、0.14A仕様のNMB 2408NL04WB50(動作電圧は13.8V～6V)であるので、8V位に下げて動作させれば良いかなと考え、開けてチェックするとなんと、7.5V で動作していたのだった。そこで更に低くすべく、直列にLEDとシリコンダイオード等で2V程度下げて6.3Vで動作させた（ファンの駆動電圧を下げると動作電流が少なくなるため、本体からの供給電圧が7.5Vから8V位に上昇する）。これで大分良くなった（簡易測定で100Hzの騒音が10dB程度下がった）。しかしやはり気になり、現在は冬でもあるので、5.8Vで動作させている（2012年1月）。
ファンの駆動電圧低減に伴うメイン電源部の温度上昇の測定

ファンの駆動電圧を下げて音が静かになったのは良いが、本体が壊れてしまっては困るのでメイン電源部の放熱板に温度センサーを取り付けしばらく様子をみることとした。

2012年1月：室温19度、駆動電圧5.8V　⇒　35度、これを正規の電圧（7.5V）にすると32度になる。したがって、3度程度の温度上昇となる。

PCからのコントロール、モニタ

Software	機能	備考
Hamlog V5.19	周波数、モードの読み込み
CtestWin	周波数、モードの読み込み
JT-65HF+Commander	周波数の読み込み	仮想RS232CポートとしてCommander使用
JT-65HF+Omnirig	周波数の読み込み（ただし、VFOをAまたはBとする必要がある。
WSPR	なし
Ham Radio deluxe	なし

オプション機能（隠しコマンド)	方法	参考サイト
1.6-54MHzで送信	・VFOをAにセット・50MHzボタンを押して電源オフし、そのまま電源オンし、ピッ、ピッ、ピッと２回鳴るまで押しておく・30秒待てばOK	http://www.qsl.net/iz4afw/english/jst245.html

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